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The 小学校教育

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The 小学校教育
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小学校教育の今を見つめ,そして未来を考えていきます。
ひとりでも多くの教師,保護者,一般の方に小学校教育の今を知っていただき,そして地域の小学校に関心を持っていただきたいのです。

「授業実践力向上net」を設立しました。ご覧ください。
http://www5a.biglobe.ne.jp/~shimacha/MyHomePage/
  *土日祝日は休刊します。
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調べて考える」授業

2017/06/29 21:00

 現役の頃の話。
 2年目のA先生と3年目のB先生の授業を見た。
 偶然,2人とも社会の授業だった。
 A先生は「郷土をひらく」,B先生は「江戸の町人文化」の学習。
 2人の授業に共通していたこと,それは「調べて『考える』」の視点が足りないこと。
 「調べて『わかった』」では,単に知識が身につくだけで終わる。
 子どもたちは教科書や資料集,事典などを使っていろいろ調べていた。
 そして,知らなかことをたくさん知った。
 子どもたちの知的欲求はとりあえず満たされた。
 しかし,「調べて『わかった』」ことをもとに『考える』へ進めてほしい。
 『考える』ことで「思考」「判断」という学習に入っていく。
 この部分が欠けると,社会は記憶の授業といわれるようになる。
 「わかったぞ」 → 「でも,まてよ?何でだろう?」という思考回路。
 ここから学習が広がっていく。
 ふらりと参観した授業であるから,たまたま本時がこういう授業だったかもしれない。
 後で,2人にはアドバイスしておいた。
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日本の研究授業を英米の教員らが視察

2017/06/28 21:05
 教育新聞から紹介する。

◇「日本の研究授業を見たかった」 英米の教員らが視察

 海外の教員や研究者が、6月27日、東京都渋谷区立猿楽小学校(盛永裕一校長、児童246人)を訪問。
 算数の研究授業と研究協議会を見学した。

 詳細は次のサイトを。

 https://www.kyobun.co.jp/news/20170627_03/

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指導要領の改訂で今までの授業を変えなければならなくなるのか?

2017/06/27 20:24
☆ 指導要領の改訂で今までの授業を変えなければならなくなるのか?

[質問]
 今まで通りのやり方で良さそうに思うが、変えなければならないか?(小学校英語とか何とか管理職の苦心は必要でも。)

 無藤 隆先生の回答。

[ 答 ]
 指導要領の改訂で、資質・能力とかアクティブラーニングとか、確かにこれまでの良質な教師また学校がやってきたことで、改訂はそれを受け継ぎ、広げようと言っている。
 だが、そういった授業は決して多くない。10に一つくらいというのでも好意的な言い方だ。本当に主体的で対話的で深い授業を単元の一部でも実現できているのか。それはぜひ見せてほしいものだ。他の特に若い教師に広げてほしい。主体的という名の放置や教え込み、話し合いあれど対話なく、迷走し教科の見方・考え方に迫らない授業、で満足していないか。
 単元レベルで、その単元の目標、教科等の見方・考え方という単元を越えた長い目指すところ、さらに資質・能力の育成に迫っているか。その短期(単元)、中期(学期や学年)、長期(小学校や中学校の修了)での目標に近づいているか、評価してみよう。その三重の評価を行い、授業を改善する。そのためには、教科・学年を越えた授業研究会が不可欠だが、実施できているか。
 それらは、お題目ではない。実際に担当するすべての単元で実施すべきことだ。
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聞いたことは忘れる 見たことは覚える やったことは分かる

2017/06/23 20:56
 PHP文庫  「効果10倍の教える技術」 から興味深い記述を紹介したい。

 老子の「聞いたことは忘れる。見たことは覚える。やったことは分かる」ということばがあります。
 老子が言ったことを数字で表したアメリカの研究者がいました。
 それは、次の通りです(数字は、記憶に残る割合を表しています)。  
  聞いたことは   10%
  見たことは    15%
  聞いて見たときは 20%
  話し合ったときは 40%
  体験したときは  80%
 ここまでは、老子が言ったこととだいたい合っています。
 それでは、「見つけたこと(発見したこと)を説明できる」のレベルは、どのような体験に相当するか想像がつきますか?  
  教えたとき    90% です。
 
                       
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学習指導要領の解説編が公開された

2017/06/21 20:08
 本日の文科省メルマガより。
 学習指導要領の解説編が公開された。
 これはぜひダウンロードして保存しておきたい。
 パソコン内にあると,何かと便利。

・小学校学習指導要領解説
 http://melmaga.mext.go.jp/c/djk01H7001F8

・中学校学習指導要領解説
 http://melmaga.mext.go.jp/c/7hY01H7001F8

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文溪堂の教育マガジン「hito*yume(ひと・ゆめ)」

2017/06/19 20:10
 文溪堂の教育マガジン「hito*yume(ひと・ゆめ)」が届いた。
 今号の特集は次の通り。
 ぜひ目を通しておきたい。
 なお,このマガジンはネット上から購読申し込みができる。
 もちろん無料だ。
 http://www.bunkei.co.jp/school/hitoyume/

― 次期学習指導要領に見る これからの「評価」の在り方 ―

                                   合田哲雄&角屋重樹&梶田叡一

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新しい学習指導要領がめざす学び

2017/06/16 20:18
 今日の明治図書メルマガより。
 教育zine の「教育オピニオン」から紹介する。


新しい学習指導要領がめざす学びとは
         国立教育政策研究所 松尾知明

 新しい教育課程では、学びのイノベーションが求められている。これまでは、教科等の内容としてのコンテンツをきちんと教えることが期待されてきた。教科書を中心に指導すべき内容を考え、知識を確実に教えることが重視されてきたといえるだろう。
 それが、新しい...

 以下詳細は次のサイトを。

 https://www.meijitosho.co.jp/eduzine/opinion/?id=20170033

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「アクティブラーニング」と「主体的・対話的で深い学び」

2017/06/15 20:14
 アクティブラーニングとは,主体的で対話的な深い学びと考えている。
 しかしイコールではない。
 集合のベン図でいうならば,アクティブラーニングが外側の大きな円。
 主体的で対話的な深い学びは内側の小さな円。

 無藤隆先生は次のようにいわれている。

 「アクティブラーニング」と「主体的・対話的で深い学び」はどこが違うか。

 「アクティブラーニング」は改革の大きな方向を指し示したものである。
 「主体的・対話的で深い学び」はその方向を実現するために、授業での具体的なやり方を示唆するものである。
 「主体的な学び」は、意欲を意志につなげ、そのため、振り返りと見透しの時間を設ける。
 「対話的な学び」は、思考を表現し、共有し伝え合うことであり、とりわけ言語表現の多様なやり方やその他の表現法を用いる。
 「深い学び」は、教科等の見方・考え方に迫るように工夫する。
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社会科の授業

2017/06/13 20:07
 社会科は問題解決的な学習。
 一人一人の子どもに学習上の問題解決が成立し,確かな学力が
身につくように,それぞれの段階における指導を工夫すること が求
められる。 
 私の実践の骨子を簡単にまとめてみる。

 1 「つかむ」段階の指導
  @社会的事象と出会う場面
   ・子どもたちが具体的な事実としての社会事象に出合う。
   ・社会事象ははじめから子どもたちにとって身近なものではな
    い。
   ・出合い方が重要なポイントとなる。→ 具体的な事実を資料な
    どで示す。
  A学習問題を見いだす場面
   ・出合った社会的事象についての気づきや疑問を発展させ,学
    級全体で追究し解決する学習
    問題を設定する。
   ・写真や資料から情報をていねいに読み取り,疑問点を明確に。
   ・写真からではわからない事実をグラフなどの資料で提示し,疑
    問点を焦点化。
  B予想し,学習計画を考える場面
   ・設定された学習問題について,解決のための予想を持ち,調べ
    ることや調べ方を考える。

 2 「調べる」段階・
  → 学習計画に基づいて,見学・取材活動や資料活用などを通して
    情報を集めて読み取り,社会的事象の特色や意味を考える。
  @必要な情報を集めて読み取る場面 
   ・観察や調査,取材活動,模擬体験などの体験的な活動や資料
    収集,分析を主体的に行えるよう工夫する。
   ・そのためには何を調べるのか,どのような資料を集めてどのよ
    うな情報を入手すればよいのかなど,調べる事項と方法につい
    ての見通しをもたせる。
  A情報から特色や意味を考える(思考)場面
   ・集めた情報を比べたり,関連付けたりしながら社会的事象の特
    色や意味を考える(思考)
    場面。
   ・調べた事実を整理するだけではなく,そこから社会的事象の特
    色や意味を考える(思考)よう指
    導する。
   ・学習を通して身近なもの(自分とのかかわりを理解)になって
    いく。

 3 「まとめる」段階の指導
   ‥‥ 学習問題を振り返り,わかったことや考えたことをまとめる。
  @全体像をつかみ,わかったことをまとめる場面
   ・学習の全体像をつかみ,わかったことや考えたこと(思考)を
    振り返る場面
   ・地図や年表,関係図などにまとめて子どもに「見える」ように
    工夫
   ・情報交換や意見交換などを充実
     → 社会的事象の意味を多面的,総合的に考える(思考)。
   ・大きな概念を求める問いが設定される場合が多いため,集
    めた情報をもう一度ていねいに
    見つめ,それをもとにしてグループや学級全体で話し合い,
    何がわかったのかを確認し合
    う活動が大切。
  A自分の学習を振り返り,考えたこと(思考)をまとめる場面
   ・わかったことをまとめたあとに自分の学習を振り返って(自己
    評価)考えたことや感想などをまとめる。
   ・自分の当初の予想や考えはどう変わってきたか?学習してき
    て社会的事象と自分とのかかわりについて,あるいはこれか
    らの社会の発展についてどのように考えたか?など様々な振
    り返り方を。
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結果に責任を持つ教育 ―自在な学習集団―

2017/06/12 20:10
 日本の教育で,明治以来変わっていないこと。
 それは「学級」「教科書」そして「黒板」であろう。
 最も変わってきたこと,それは学習の「目標」と「内容」。
 指導要領の改訂という形で,幾たびの変遷を経過してきた。
 しかし,学習集団(単位,母体)や学習形態(教科書と黒板)はほとんど変わっていない。
 特に学級とか学年という枠組みは不変と言ってよい。
 指導要領に示された学習内容をクリアするために,最も効果的な学習母体は学級や学年なのだろうか?
 例えば,苦手な教科のときは下の学年へ,得意な学習は上の学年と一緒に,といった方法は実現不可能だろうか。
 学習成果の期待だけでなく,もう一つのメリットも期待できる。
 複数の教師がその子の変容をとらえることができること。
 担任一人が見ていくのではなく,多くの教師の目で長期にわたって一人ひとりを評価していく。
 子どもの側から言っても,一日中担任とだけつきあうということはある意味では不幸。
 すぐに手をつけられそうなこととして「教科担任制」がある。
 主要4教科でも教科担任制を導入すべきだと思っている。
 その際,学年内だけでなく,他学年の教師(例えば低中高グループとして設定する)もメンバーとして考える。
 場合によっては教頭や教務主任が6年の算数に行くということがあってもよい。
 私のメモに,加藤幸次氏の次のような文があったので紹介する。
【筆者要約】
 絶対評価は相対評価と原理的にまったく異なるが故に,教育のあり方そのものを変革する一つの契機となりうる。
 それは「学年制教育システム」を「無学年制教育システム」に変革することである。
 教育は同じ暦年令の子どもたちで構成される学級を単位として行われてきた。
 そこには「機会の平等」はあっても,「結果の平等」は見過ごされてきた。
 「機会の平等」という原則のもとに「分からなくてもそこに参加している」という不平等を生み出してきた。
 「学級集団」は暦年令集団であってよい。
 しかし教科学習については別の「学習集団」を編制することが考えられる。
 すなわち,教科学習における「無学年制教育システム」の導入である。
 「結果の平等」に責任を持つ教育システムである。

 加藤氏が言うように,私たち教師は結果に責任を持たねばならない。
 そのためにどんなことができるのか,様々な角度から模索すべきではないか。
 可能性が見つけられたなら,いかに実行していくかを考えるべき。
 少しずつ障害を取り除き,できそうなことがらやってみたい。
 地域・保護者との議論を重ねることも忘れてはならない。
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結果に責任を持つ教育 ―自在な学習集団―

2017/06/12 20:08
 日本の教育で,明治以来変わっていないこと。
 それは「学級」「教科書」そして「黒板」であろう。
 最も変わってきたこと,それは学習の「目標」と「内容」。
 指導要領の改訂という形で,幾たびの変遷を経過してきた。
 しかし,学習集団(単位,母体)や学習形態(教科書と黒板)はほとんど変わっていない。
 特に学級とか学年という枠組みは不変と言ってよい。
 指導要領に示された学習内容をクリアするために,最も効果的な学習母体は学級や学年なのだろうか?
 例えば,苦手な教科のときは下の学年へ,得意な学習は上の学年と一緒に,といった方法は実現不可能だろうか。
 学習成果の期待だけでなく,もう一つのメリットも期待できる。
 複数の教師がその子の変容をとらえることができること。
 担任一人が見ていくのではなく,多くの教師の目で長期にわたって一人ひとりを評価していく。
 子どもの側から言っても,一日中担任とだけつきあうということはある意味では不幸。
 すぐに手をつけられそうなこととして「教科担任制」がある。
 主要4教科でも教科担任制を導入すべきだと思っている。
 その際,学年内だけでなく,他学年の教師(例えば低中高グループとして設定する)もメンバーとして考える。
 場合によっては教頭や教務主任が6年の算数に行くということがあってもよい。
 私のメモに,加藤幸次氏の次のような文があったので紹介する。
【筆者要約】
 絶対評価は相対評価と原理的にまったく異なるが故に,教育のあり方そのものを変革する一つの契機となりうる。
 それは「学年制教育システム」を「無学年制教育システム」に変革することである。
 教育は同じ暦年令の子どもたちで構成される学級を単位として行われてきた。
 そこには「機会の平等」はあっても,「結果の平等」は見過ごされてきた。
 「機会の平等」という原則のもとに「分からなくてもそこに参加している」という不平等を生み出してきた。
 「学級集団」は暦年令集団であってよい。
 しかし教科学習については別の「学習集団」を編制することが考えられる。
 すなわち,教科学習における「無学年制教育システム」の導入である。
 「結果の平等」に責任を持つ教育システムである。

 加藤氏が言うように,私たち教師は結果に責任を持たねばならない。
 そのためにどんなことができるのか,様々な角度から模索すべきではないか。
 可能性が見つけられたなら,いかに実行していくかを考えるべき。
 少しずつ障害を取り除き,できそうなことがらやってみたい。
 地域・保護者との議論を重ねることも忘れてはならない。
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小学校学習指導要領の改訂と学校経営

2017/06/09 20:15
 本日の東書メールより。
 このページはとてもいい。
 ぜひ見ておきたい。

◇ 動画で学ぶ新学習指導要領対応シリーズ
 「私が考える新学習指導要領への提言 小学校編」
   第1回 小学校学習指導要領の改訂と学校経営

 平成29(2017)年3月31日に新学習指導要領が告示されて,全国の小学校では周知・徹底が図られている時期ですが,本シリーズは新学習指導要領を理解し,児童の学習指導に活用していく準備をするために必要な情報を動画でお伝えするものです。
 
                         東京学芸大学教職大学院特命教授 露木昌仙


https://ten.tokyo-shoseki.co.jp/ten_download/2017/2017048041.htm?utm_source=t&utm_medium=m&utm_campaign=202

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やってほしくない授業

2017/06/08 20:20
 やってほしくない授業。
 現役の頃の話。
 2年目のN先生の授業を見た。
 ふと,気になった。
 N先生は,子どもが言ったことを繰り返し説明する癖があるようだ。
 「うん,・・・・・・・・・ということだよね。」
 といった調子だ。
 単にくり返すだけ。
 意図があって繰り返す場合は,もちろんある。
 しかし,いつもいつも繰り返していると,子どもが友だちの発言を理解しようとしなくなってくる。
 あとで先が言ってくれるから・・・と。
 発言した子もしらけてくる。
 子どもの発言を全面的に受け入れないで,時にはぼけたり突っ込んだり・・・,というのも一つの技術。
 発言を子どもに返すのだ。
 すると,子どもたちは考える。
 あとでN先生に聞いてみた。
 「繰り返し説明しないと,子どもたちが理解できていないのではないかと不安なんです」
 ということだった。
 何のことはない,自己満足である
 もう一つ。
 こちらも若手のK先生の授業を見たときのこと。
 2年生の算数。
 子どもが黒板に問題を解き,そして説明した。
 「・・・・で,こうなりました。どうですか?」
 「いいで〜っす!」
 「そうですね!これでいいですね。」
 で,次の問題に進んだ。
 教師の発問に対し,
 「・・・・です。どうですか?」
 「いいで〜っす!」
 元気のいい返事である。
 担任もにこにこ顔で,
 「はい,そうです。いいですね」
 で,授業は進んでいく。
 一見,明るく活気ある授業風景。
 しかし,わからない子はどうするんだろう?
 「いいで〜っす!」
 とは言えないだろう。
 わかった子だけを相手に授業を進めているのだ。
 わからない子は置き去り。
 1時間の授業の中でも,「指導と評価の一体化」に取り組まねばならない。
 常に学級全体の理解度を測りながら,未到達児の把握に努めなければならない。
 (もちろん,十分にクリアしている子も)
 先のような進め方では話にならない。
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指導と評価の一体化

2017/06/07 20:46
 このブログでよく取りあげる無藤先生の講演から紹介したい。
 「指導と評価の一体化」についての講演だった。

 「指導と評価の一体化が唱えられて久しい。
 しかし,その実践状況は十分ではない。
 いっそうの徹底を望む。」

 また,「忙しくてやっていられない」という声に対して,次のように言われた。
 「PDCAは授業そのもの。これをやらないと授業が成立しない。」

 なかなか厳しい。
 受講メモには次のように書かれてある。

 「ほんとうに評価を生かして,授業やカリキュラムの改善がなされているだろうか。
 クラスを見回して,わからなそうな顔をしている子どものそばに行ってノートを見たり,発言させてみて確認するだろうし,そもそも発問に対してねらい通りの発言が出てこず,挙手すらなくて子どもが戸惑っていたらヒントを出したり,発問を変えたりするだろう。
 それは評価以前の評価として大事であるが,そのことに加えて,評価それ自体を取り出して行い,次にその評価結果を授業の工夫に行かすということが必要なのである。」

 できることから,やれることから,少しずつやってみようという取り組みが求められる。
 実際,自分流にアレンジすれば,それほど面倒なことではない。
 とにかく,やってみること,これが大切なことだと思う。
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本気の教育改革論―寺脇研と論客14人が語るこれからの教育

2017/06/06 20:07
 寺脇先生が最近がんばっておられる。
 ゆとり教育の犠牲となって職を辞された。
 このときも官僚のいい加減さを見た。
 その寺脇先生のご著書。
 最近売れているらしい。

◇ 本気の教育改革論―寺脇研と論客14人が語るこれからの教育
                          寺脇 研 (編)  学事出版:刊 ¥2,502

 大阪の「橋下教育改革」、教育再生実行会議と「安倍教育改革」、道徳の教科化、キャリア教育、高校改革、大学改革、高大接続改革、グローバル人材、教育委員会制度見直し、探究型学習、シティズンシップ教育、チーム学校、そしてアクティブラーニング…。近年の教育改革をめぐって、寺脇研と現場・行政・研究者14人が熱く語る。

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 「親子で楽しむ―なるほど!日本史―」 

2017/06/05 20:18
 古くからの友人,松本一夫さんのご著書
  『日本史へのいざない2 考えながら学ぼう』
 岩田書院:刊
 から紹介したい。

 「親子で楽しむ―なるほど!日本史―」 
  さあ,みなさん! 楽しく日本史を学びましょう。
  教科書にはない,意外な問題を出しますよ。
  用意はいいかな?

 これも歴史好きにはたまらないページ。
 例えば,次のような問題。

 「お江戸でござる」ハウマッチ?
  江戸時代の@〜Dは,今のお金にするといくらだったでしょう。
  @夜,明かりをともすための油180ミリリットル
  A江戸市中の郵便料金
  B江戸からお伊勢参り(今の三重県にある伊勢神宮にもう
   でること)に行く費用
  C井原西鶴(いはら さいかく)という人が書いた小説本
   (8冊セット)
  D曲芸などの見せ物の入場料   

 では解答を。
 値段の高い順に…
 第1位B「伊勢神宮へお参りする費用」
   日数にもよりますが,節約して行っても20万円くらいしたようです。神社もうでの他,実際には今と同じく観光も楽しみました。ただ,さすがに庶民では一生に1回がやっとでした。
 第2位C「小説本8冊セット」
   なんと4万円もしました。ただ貸本屋がさかんで,レンタル料は本の値段の10分の1くらいでした。これなら庶民も読めますね。
 第3位@「あかり用の油180ミリリットル」
   高級な菜種油は,180ミリリットル(3日分)で1000円くらいしたので,庶民は買えませんでした。それよ
り約半値の魚油もありましたが,とてもくさかったのです。一般に人々は早寝でした。
 第4位A「郵便料金」
   町飛脚といい,江戸市中でも約800円かかりました。
  今よりずいぶん割高だったようです。
 第5位D「見せ物の入場料」
   450円くらいでした。本格的な歌舞伎だと,大衆席でも2500円くらいしたので,なかなか庶民は入れませんでした。

 どうでしょう。こうやっていろいろな商品の値段を知ると,江戸時代の人々のことが少し身近に感じられるようになったのではないでしょうか。
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明治図書 教育zine より

2017/06/02 20:16
 本日の明治図書メルマガより。
 一読の価値あり!

◇ 教科書の改善―次期学習指導要領を受けて
                               教育zine編集部

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特別支援学校学習指導要領等(平成29年4月公示)

2017/06/01 20:12
 本日の文科省メルマガより。
 一通り目を通しておくとよいだろう。

・特別支援学校学習指導要領等(平成29年4月公示)
http://melmaga.mext.go.jp/c/9qv01G8001FA

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道徳教育アーカイブの設置

2017/05/31 20:12
 本日の文科省メルマガより。
 これは役立ちそうだ。

・道徳教育アーカイブの設置について(平成29年5月31日)
 http://melmaga.mext.go.jp/c/7qR01G6001FB

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 「道徳教育アーカイブ」専用サイトも設置されている。

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関心、意欲、態度の発展

2017/05/30 20:13
 久しぶりに無藤 隆先生の書かれたものを紹介したい。
 いかがでしょう?

◇ 関心、意欲、態度の発展が「学びの向かう力・人間性等」となる。

 「学びに向かう力・人間性等」とは、関心、意欲、態度、その先の自分の生き方、です。学びに向かう力は主体的に学習に取り組む態度の拡張です。意欲を持ち、頑張って、最後までやり遂げよう、難しいことでも挑戦して工夫して考えよう、もっと面白くしよう、といったこと。
 つまり、学びに向かう力は主体的に学習に取り組む態度の拡張です。意欲を持ち、頑張って、最後までやり遂げよう、難しいことでも挑戦して工夫して考えよう、もっと面白くしよう、といったことです。その上で、出来れば、それを自分が未来に向けていかに生きるかにつなぐ。どう役立てるか。どう学んでいくか。どう学びを生き方に結びつける。
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澤井陽介先生のご近著

2017/05/29 20:52
 社会の教科調査官澤井先生のご近著を紹介する。

   授業の見方 ―「主体的・対話的で深い学び」の授業改善―

                    澤井陽介:著   東洋館出版社:刊  1,998円(税込)
 簡単に内容を紹介したい。

 新しい学習指導要領が目指す
 真のミッション…
 それは、
 授業改善!

 他者の授業は、教師自身の問題解決学習。
 適切な「見方」は、授業の隠れた意図、授業改善の本質を見抜く力を磨く。
 だから、あなたの授業がどんどんよくなる!
 もっとおもしろくなる!

◇ 新しい学習指導要領が求める、これからの「授業改善」とは?
 授業には、あなたの授業を改善するために欠かせない「見方」があります。それを解き明かすことが本書の目的です。
 他者の授業を見るという行為は、言うなれば教師自身の問題解決的な学習そのものです。いくつかの視点に基づいて見ることによってはじめて、参観者(自分自身)にとってその授業に意味と価値が生まれます。そして、その意味と価値を材料として自分の授業の問題解決を図っていく、そういう種類の問題解決的な学習なのです。
 授業は生き物です。同じ内容、同じ指導案であっても、教師と子供が違えば授業の姿もまた様変わりします。そのため、偶発性や固有性に頼ると見誤ります。重要なのは、授業の根底に流れる法則や本質を「見抜く目」です。
 その目は、知らず知らずのうちに、あなたの授業を変えてくれます。そのような意味で、「授業の見方」とは、授業改善のための自動装置にほかなりません。授業を見る目が磨かれれば、授業はどんどんよくなる、もっとおもしろくなるのです。

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東書WEBショップの「音楽専門館」

2017/05/26 20:51
 東京書籍のホームページ上に「東書WEBショップ」がある。
 その中の「音楽専門館」がとてもいい。
 http://shop.tokyo-shoseki.co.jp/shopap/special/music/
 購入しなくとも試聴をすることができる。
 
○日本童謡唱歌大系
○親子で歌いつごう
○日本の歌百選
○春・桜の歌特集
○夏・海の特集
○秋・紅葉の特集
○冬・雪の特集
○絵描き歌
○お父さんの歌・お母さんの歌
○汽車・鉄道シリーズ
○歴史・物語シリーズ
○歌声喫茶特集
○ラジオ歌謡特集
○唱歌童謡コーラスワールド
 (女声三部)第1弾
○唱歌童謡コーラスワールド
 (女声三部)第2弾
○卒園・卒業式の歌
○入園・入学式の歌
○運動会特集 !!
○キャンプソング特集
○フォークソング特集
○ゲームソング特集
○音楽劇シリーズ
○クリスマス特集
○ひょっこりひょうたん島特集
○スタジオ・ジブリシリーズ
○映画・テレビ主題歌特集
○低学年向け曲集
○幼児・保育向け曲集
○選抜高校野球大会・
○入場行進曲
○ブラス・アンサンブル作品集

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英語学習の時間確保

2017/05/25 20:25
 何を考えていることやら?
 総合的な学習の時間は何のために創設された?
 総合的な学習の時間の軽視も甚だしい。
 また,3〜6年の授業時間が週1コマ増える。
 これについて,中日新聞の記事によると,
 「授業増の対応として、文科省は短時間授業や夏休みの短縮を進め、弾力的な時間割を編成する案を示しているが、既に教員の負担は大きく、これ以上の時間確保は難しいとの声も上がっていた。」
 とのこと。


 読売新聞から紹介する。

 2020年度に実施される次期学習指導要領で小学校の英語が教科になることに伴い、文部科学省は18年度から2年間を移行期間と定め、授業時間確保のため、「総合的な学習の時間(総合学習)」の一部を「英語」に振り替える措置を容認することに決めた。
 今夏にも関係省令を改正する。
 教員の多忙化もあり、授業時間を増やせないと判断した。英語の教科化後についても、総合学習の見直しを検討する。
 次期指導要領では、歌やゲームで英語に親しむ「外国語活動」を現行の5、6年から3、4年に引き下げ、5、6年は教科書を使い、成績評価も行う正式な教科にする。これに伴い、3、4年の授業時間は年35コマ(平均週1コマ、1コマは45分)、5、6年は現行の2倍の年70コマに増える。
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NGワード作文

2017/05/24 20:58
 TVで安土城を紹介していた。
 同行のお笑いタレントは,,様に「すごい!」を連発。
 アナウンサーが「『すごい』しかないんですか?」と言った。
 表現力,コミュニケーション能力の問題である。
 かつて実践した作文の授業を思い出した。
 NGワード作文。
 概要は次のとおり。
 桜が満開の様子を絵に描かせ,次にそれを文にして伝える。
 ただし,「きれい」「美しい」「すごい」という言葉を使ってはいけない。
 きれいな桜,美しい桜,すごい桜,その様子をどう表現して伝えるか?
 子どもたちは真剣に考えていた。
 その子なりの個性あふれるおもしろい表現を見ることができた。
 最近のグルメ番組など,「うまい」「おいしい」ばかり。
 気の利いた表現はできないものか。
 絵による表現にはかなり個性が表れる。
 言葉による表現もそうでありたいものである。
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「成長根」という言葉

2017/05/23 21:25
 近所に保育園児,幼稚園児が数人いる。
 どの子もすくすくと育っているようだが,この時期は今後の成長に与える影響がとても大きい。
 以前聴いた野口克海先生の講義。
 野口先生が大阪府教委に勤務されていた頃の事例。
 カウンセラーが不登校の子と面接をしたあと,
 「あの子は安定根がしっかりしているから大丈夫ですね。」
 と言われた。
 野口先生は安定根ということばを知らなかったとのこと。
 私も今回の講義で初めて知った。
 「安定根がしっかりしている」とは?
 簡単に言うと,乳幼児の頃にたっぷり愛のシャワーを浴びているということ。
 乳児の頃にどれだけ愛情を注いだか,これがその後の成長を左右するという。
 乳児は自分では何もすることができない。
 泣くことしかできない。
 だから親が愛情を注ぎながら,何でもかんでもすべてやってあげる。
 自分でできないのだから決して過保護ではない。
 過保護とは,自分でできるのに親がしてあげることをいう。
 幼児期になると,できることはきちんと自分でやらせるようにする。
 これも安定根につながる。
 乳幼児期に安定根をしっかりつくっておくと,思春期に何かでつまずいても,きっとクリアしていける。

 講義テキストから引用する。
◇乳児期
 「自分では何もできずに,すべてをやってもらう受け身の時期です。
 お腹がへったらおぎゃーとなき,おむつが汚れてもおぎゃーと泣きます。
 そのときに,よしよしとやさしく応答してもらいながら,心地よくしてもらい,愛情をシャワーのようにいっぱい受けた赤ちゃんは,自分の周りの大人の人たちは自分にとってやさしくあたたかい,という信頼感が身体にしみこんで身につきます。これが安定根です。」
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理解の2つの側面

2017/05/22 21:12
 「ポジティブ感情の随伴」という言葉。
 知的な満足感と情意的な満足感。
 理解の2つの側面。
 単に「わかった。」 「できた。」で終わらない理解。
 学んだあとの成就感,満足感。
 これがなければ真の「理解」とはならない。
 「わかったら〈知的〉,いい気持ちがした,うれしかった〈情的〉」という経験を重ねること。
 知と情が同時に成立する授業づくりが理解する上で重要なことであり,この積み重ねがポジティブな心理習慣を形成する。
 わからないことに対して「もっと知りたい」と感じる心理習慣を身につけさせたい。
 心理学的には「ポジティブ感情の随伴」というとのこと。
 これは慶応大学の鹿毛教授のお話。
 自ら学ぶ学習習慣をつける上で大事な視点となりそうだ。
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「話すこと」の力

2017/05/19 20:39
 言語活動の重視が叫ばれて久しい。
 少しは改善されてきたのだろうか?
 「話す力」をとりあげてみたい。
 単語だけの返答がとても多い。
 授業中は「〜です。」など,発言の仕方がパターン化されて指導されている場合が多い。
 しかし,授業外での会話はどうだろう。
 授業中の発言と同じように「〜です。」「〜と思います。」といった会話ができているだろうか。
 こういった問題以上に深刻なのが以下の例。
 野口克海先生の講演会で聴いた。
 「タイから交換中学生がやってきた。歓迎会でタイの中学生は何も見ないで堂々とあいさつすることができた。一方,地元の中学生は原稿を見ながら緊張気味に話した。」
 タイの中学生は,しっかり前を見て,堂々と話したそうだ。
 一方,日本の中学生は・・・・。
 これは中学生だけではない。
 私たち大人も原稿を見ながら,視線を上下に動かして話すことが多い。
 原稿を見ないにしても,事前に覚えとして書く。
 私もそうだ。
 タイの学生はそんなもの書かない。
 そのとき感じたことをストレートに自分の言葉で話すという。 
 これは大きな言語力。
 伸ばしていきたい力である。
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指導と評価大学講座

2017/05/18 20:35

 今年も「指導と評価大学講座」の時期がやってきた。
 毎年ワクワクしていたものだ。
 私はこの講座に過去12回参加したきた。
 私の大きな知恵袋となった。
 関心のある方はぜひどうぞ。

◇ 第59回 指導と評価大学講座
 主催:一般社団法人 日本図書文化協会/一般財団法人 応用教育研究所/日本教育評価研究会
 後援:文部科学省/東京都教育委員会/全国都道府県教育委員会連合会/全国連合小学校長会/
    全日本中学校長会/全国教育研究所連盟/NPO日本教育カウンセラー協会
 期日 2017年7月27日(木)・28日(金)・29日(土)
 会場 東京都千代田区・日本教育会館

 ちなみに,私が参加した受講記録は次のサイトにアップしてある。
 http://www5a.biglobe.ne.jp/~shimacha/MyHomePage/daigakukouza.html

          〈クリックで拡大〉
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思考力を高める授業づくり

2017/05/17 20:09

 このために必要な基礎・基本とは何だろう?
 日々の授業でこれを身につけさせていかねばならない。
 いわば思考力ツール。
 これらは毎日の授業ですぐに取り組めるものでなくてはならない。
 例えば次のような学習。
 これらを武器として,子どもたちは問題解決学習にチャレンジしていく。

(1) 考えたことを言葉で書く。
  ・算数での文章題 → 式を使わず,文で書いてみる。
           → 逆に式を読む。 
  ・50字以内で書いてみる(主語と述語を入れて)。
      → 用紙をつくっておいて日常的に。
  ・学習のキーワードとなる言葉を指定し,これを必ず使って文を書いてみる。また,
   逆に使わないで書いてみる。
(2) 指定された接続詞を使う。→ 書く・話す
  ・「しかし」「だから」「したがって」「そこで」「なぜなら」「つまり」「たとえば」「逆に」など。
  ・考えの根拠/考えを深化/考えの発展/考えの言い換え
  ・単に結論だけでなく,思考した過程を表現させる。
      → 関係づけ総合化させる。
(3) 5W1Hを使った話型
  ・朝のスピーチなどで習慣化
  ・社会の見学記録や理科の観察記録などで有効。
(4) 考えた「結果」に至った「過程」「道筋」を意識する。
  ・「すごい」「大切だ」など → 考えたことの「結果」
  ・なぜすごいのか,何と比べてすごいのか,なぜ大切なのか?という教師の問いかけ。
(5) キャッチコピーを考える。
  ・新聞やポスターにまとめる…何を載せるか考える。(話し合う)
    →どんなタイトルにするか?どんな見出しをつけるか?
    →思考し,判断する活動
    →思考の凝縮
    →見学,調査したことを整理しただけのまとめからの脱却。
(6) 分類する。
  ・学習事項を比較,分類する。→関連付けるなど考えるための技法を活用し,課題を
   整理する。
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書かせること

2017/05/16 20:44
 授業の中で「書かせる」場面は非常に多い。
 子どもたちは「またか・・・。」という顔をすることが多い。
 むやみに書かせると「書くこと」が嫌いになる。
 ワークシートを使って書かせる場合もある。
 ワークシートは,教師の思う方向へ誘導しようとする設問になっていることが多い。
 「○○について書きましょう」といった具合だ。
 考える視点を与えて,結論へたどり着かせる。
 私は常々,書かせるときは白紙を使えと言ってきた。
 自由に書かせるのだ。
 自分で視点を決めて,思うままに書く。
 文の量など,問題とならない。
 そのためには経験が必要。
 百ます計算ならぬ「百ます原稿用紙」を勧めている。
 《100字でまとめてみよう 》
 だらだら書かせてはならない。
 50字でもいい。
 要は慣れさせること。  
 要約は総合し,抽象し,概括する思考活動である。
 まず全体を理解しなければできない。
 要約は思考をうながす。
 慣れればできるようになる。
 50字,100字,200字原稿用紙を常時準備しておきたい。
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