忙しいからできない

 無藤隆先生の書かれたものを転載させていただく。

「忙しいからできない」

 日本の至る所の幼稚園・保育園や小学校・中学校で、要領・指針で推奨していることや先進的研究者
・実践者の提言を聞いて、もっともだと思っても、忙しいからできない、現場を知らないからそういう、
という弁明が聞かれます。
 そこを何とか考えようというのがカリキュラム・マネジメントですが。
 忙しいからできないということで済ませていたら、質の改善などできはしない。人が増えないからで
きないと、半ば正しいにしても、すぐにはどうにもならない外の政治要因のせいにして、自分ができる
ことを探そうとしない。
 そこで、いや実践としてやっている園・学校があると紹介すると、それは特別だ、附属だから、カリ
スマ園長・校長がいるから、で済ませる。
 忙しいことは事実のはずで誰もそれを否定しない。
 だから新しいことを入れるとは、勤務の見直しを園・学校としてトータルに行う必要がある。そこで
無駄なことなどはないのだから、優先順位を決めて、また1つの掛ける時間を減らす効率化を工夫する。
もちろん時には練習が必要で、それは余分な時間が必要になる。
 例えば、保育の時にデジカメないしスマホを持って写真を撮ることも忙しくてできない、ましてパソ
コンに取り込んだものでお知らせを作るなどはできるわけがない、という言い訳がすぐに出てくる。
(保育は子どものために全力でぶつかるので写真が撮れないというのはずいぶんと怪しい言い訳だと私
は思うが。)若い人がしょっちゅう至るところでスマホで写真を撮り、年寄りがデジカメでやたら撮り
まくっているのを見たら良い。ちっとも邪魔になどならない。さらに言えば、時には子どもとやりとり
するだけでなく、見渡すゆとりがあって保育はよくなる。
 パソコンに取り込んだものから写真を選んで数行のコメントをつけるくらい、慣れれば10分かせい
ぜい15分でできる。それはやっているとことはなんとかやっている。パソコン操作に慣れていなくて
も1時間教われば一人でできるようになる。
 こういうワークショップをいろいろなところでやったらどうだろうか。写真・パソコンのスキルと、
日課の見直しの双方である。

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